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前立腺癌

前立腺がんは、男性特有の臓器である前立腺に発生するがんです。近年、高齢化が進むにつれて患者数が増加しており、早期発見と適切な治療が非常に重要になっています。初期の段階では自覚症状がほとんどないため、定期的な検診が大切です。当院では、患者さん一人ひとりの状態に合わせた丁寧な診察と、最新の知見に基づいた最適な治療を提供しています。前立腺がんの疑いがある方、検診で異常が見つかった方は、どうぞお気軽にご相談ください。早期発見・早期治療で、より健康な生活を送りましょう。

前立腺がんの症状について

前立腺がんは、初期にはほとんど症状が現れないことが多いため、発見が遅れることがあります。しかし、がんが進行するにつれて、以下のような症状が現れることがあります。

排尿に関する症状

  • 頻尿・・夜中に何度もトイレに起きる
  • 排尿困難・・尿が出にくい、時間がかかる
  • 残尿感・・排尿後もスッキリしない
  • 尿意切迫感・・急に尿意を感じ、我慢するのが難しい
  • 尿勢低下・・尿の勢いが弱い
  • 血尿・・尿に血が混じる(肉眼的血尿)

その他の症状

  • 骨への転移による痛み・・腰や背中、骨盤などに痛みが生じることがあります。
  • 下肢のむくみ・・リンパ節への転移により、足がむくむことがあります。
  • 全身倦怠感・・全身のだるさや疲労感
  • 体重減少・・原因不明の体重減少

これらの症状は、前立腺がん以外の病気でも見られることがあります。しかし、気になる症状がある場合は、早めに泌尿器科を受診し、検査を受けることをおすすめします。

前立腺がんの原因について

前立腺がんの正確な原因はまだ解明されていませんが、いくつかのリスク因子が指摘されています。

加齢

前立腺がんの発症リスクは、年齢とともに上昇します。50歳以上になるとリスクが高まり、高齢になるほどその傾向が強まります。

家族歴

家族(特に父親や兄弟)に前立腺がんの既往歴がある場合、発症リスクが高まることが知られています。遺伝的な要因が関与していると考えられています。

人種

人種によって前立腺がんの発症率が異なり、アフリカ系アメリカ人の発症率が最も高く、アジア人の発症率は比較的低いとされています。

食生活

高脂肪食を摂取する習慣がある場合、前立腺がんのリスクが高まる可能性があります。また、乳製品の過剰摂取もリスクを高めるという報告があります。

ホルモン

男性ホルモン(テストステロン)が前立腺がんの発生や進行に関与していると考えられています。テストステロンが前立腺細胞を刺激し、がん化を促進する可能性があります。

その他の要因

  • 喫煙
  • 肥満
  • 特定の化学物質への曝露

これらのリスク因子はあくまで可能性を高めるものであり、必ずしも前立腺がんを発症するわけではありません。しかし、リスク因子を認識し、生活習慣を見直すことで、予防につながる可能性があります。

前立腺がんの種類について

前立腺がんは、組織型によっていくつかの種類に分類されます。最も一般的なのは腺がんですが、まれに他の種類のものが発見されることもあります。

腺がん

前立腺がんの95%以上を占める最も一般的な種類です。前立腺の腺細胞から発生し、進行の程度によってさらに細かく分類されます。

小細胞がん

まれな種類で、進行が早く、治療が難しいとされています。肺がんの一種である小細胞がんと同様の特徴を持ちます。

移行上皮がん

膀胱がんの一種である移行上皮がんが、前立腺に発生することがあります。尿道に近い部分に発生することが多いです。

扁平上皮がん

非常にまれな種類で、皮膚や粘膜を覆う扁平上皮細胞から発生します。

その他

上記以外にも、まれな種類のものが存在します。がんの種類によって、治療法や予後が異なる場合があります。

前立腺がんの治療法について

前立腺がんの治療法は、がんの進行度(病期)、悪性度、患者さんの年齢や全身状態、希望などを考慮して決定されます。主な治療法としては、以下のものがあります。

監視療法

がんの進行が非常に遅い場合や、高齢で他の病気を持っている場合など、積極的な治療を行わずに、定期的な検査で経過を観察する方法です。PSA検査や生検などを定期的に行い、がんの進行が見られた場合は、他の治療法に切り替えます。

手術療法(前立腺全摘除術)

がんが前立腺内に限局している場合に行われる治療法です。前立腺、精嚢(せいのう)を摘出し、膀胱と尿道をつなぎ合わせます。手術の方法には、開腹手術、腹腔鏡手術、ロボット支援手術などがあります。当院では、患者さんの状態に合わせて最適な手術方法を選択します。

放射線療法

がん細胞に放射線を照射して、がん細胞を死滅させる治療法です。放射線の照射方法には、体の外から放射線を照射する外部照射療法と、前立腺の中に放射線源を挿入する組織内照射療法(密封小線源療法)があります。

ホルモン療法

男性ホルモンの働きを抑えることで、がん細胞の増殖を抑制する治療法です。前立腺がんは男性ホルモンの影響を受けて成長するため、ホルモン療法は進行がんや再発がんの治療に有効です。ホルモン療法には、内服薬や注射薬などがあります。

化学療法

抗がん剤を使用して、がん細胞を死滅させる治療法です。ホルモン療法が効かなくなった場合や、がんが他の臓器に転移している場合に行われます。

その他の治療法

  • 高密度焦点式超音波療法(HIFU)・・高エネルギーの超音波を照射して、がん細胞を熱で破壊する治療法です。
  • 凍結療法・・がん細胞を凍結させて破壊する治療法です。

これらの治療法は、単独で行われることもあれば、組み合わせて行われることもあります。治療法の選択は、患者さんと医師が十分に話し合い、納得した上で決定することが重要です。

料金について

当院における前立腺がんの治療にかかる費用は、治療法や入院の有無によって異なります。詳細な料金については、診察時にご説明いたします。ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

料金表の雛形

治療法 費用(目安) 備考
監視療法 〇〇円/回 PSA検査、触診、画像検査など
手術療法(ロボット支援手術) 〇〇円 入院費用、手術費用など
放射線療法 〇〇円 外部照射、組織内照射
ホルモン療法 〇〇円/月 薬剤費、診察料

前立腺がんについてのよくある質問

Q1. 前立腺がん検診はどのように行われますか?

A1. 前立腺がん検診では、主にPSA検査(血液検査)と直腸診(触診)が行われます。PSA検査で異常値が出た場合は、さらに詳しい検査(MRI検査や生検)が必要になることがあります。

Q2. PSA検査で異常値が出たら、必ず前立腺がんですか?

A2. いいえ、PSA値が高いからといって、必ずしも前立腺がんであるとは限りません。前立腺肥大症や前立腺炎など、他の病気でもPSA値が上昇することがあります。精密検査で詳しく調べる必要があります。

Q3. 前立腺がんの治療による副作用はありますか?

A3. 治療法によって副作用は異なります。手術療法では、尿失禁や性機能障害などが起こることがあります。放射線療法では、排尿障害や直腸炎などが起こることがあります。ホルモン療法では、性欲減退やホットフラッシュなどが起こることがあります。治療前に、医師から詳しい説明がありますので、ご安心ください。

Q4. 前立腺がんの治療後、日常生活で気をつけることはありますか?

A4. 治療法によって異なりますが、一般的には、バランスの取れた食事、適度な運動、十分な睡眠を心がけることが大切です。また、定期的な検診を受け、再発や転移の早期発見に努めることも重要です。

院長より

前立腺がんは、早期に発見し適切な治療を行えば、治癒も十分に期待できる病気です。当院では、30年以上にわたる基幹病院での経験を活かし、患者さん一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を心がけています。

当院の強みは、日本泌尿器科学会専門医・指導医である私が、豊富な知識と経験に基づき、患者さんの病状やご希望に合わせた最適な治療法をご提案できることです。腹腔鏡手術やダビンチ手術といった低侵襲手術にも精通しており、患者さんの負担を最小限に抑えた治療を目指しています。

前立腺がんのことでお悩みの方、検診で異常が見つかった方は、どうぞお気軽に当院にご相談ください。石橋阪大駅から徒歩2分とアクセスも便利ですので、お気軽にご来院いただけます。一緒に、健康な未来を築いていきましょう。

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